経年劣化し塗膜が完全に朽ち果てた
木枠の塗り替え工事の施工例です。
サッシ額縁塗装二箇所です。
劣化した塗膜を極力剥がします。
全部は時間的にも無理なのですが
極力剥がします。
剥がれた箇所で凹凸のあるところは
パテで平滑になるようにします。
下塗りまで完了したところです。
白系を塗って欲しいという
リクエストでしたので
少々色味を加えてこちらの色を作りました。
仕上がりです。
遠目ではこんな感じです。
アップではこんな感じです。
こういう仕事は手を抜けば1~2時間で終わらせられますが
(体感ですが8割から9割は1〜2時間で終わるやり方をしてる気がします。
特に賃貸物件ですが理由は安価なリフォーム代金から利益を残すため!
それと引き渡すまで綺麗ならよし!
その後の経過観察は余程酷くなければ
確認に行くことはないのでどうなってるかはわからないから問題なし!)
といった感じかなと個人的に思います。
壁紙、床張り替え、クリーニング、場合によっては水回り設備更新、
木枠の塗装ってそんなに目立つ場所でもないので
見た目が汚くなければ安くなる方にウエイトが掛かるのは
仕方ないところではありますが...

必要な工程を省いたり下地に適応しない塗料を使用したりしますと
本当に近いうち必ず不具合が起こりますので 
下地処理をきちんとして最低でも2回は塗りたいところです。
そうしますとちゃんと1日しっかり施工時間が掛かります。 

ダメージを受けて塗膜が割れてきているという事は
湿気などの影響を下地の木が受けている状態を意味し
やがて木は腐り果てます。
研磨をして新しく塗料を密着させる事で
木を外気、紫外線から守る事ができますし見た目の美観も
綺麗にできます。
下地 木 UE(ウレタンエナメル)仕上げ